【コラム002】広島大学を定年退職する教員から高校生の皆さんへ(大久保孝昭)
私は漫才を見ることが大好きです。そして最近,ある単純なことに気づきました。
「本当に仲の良いコンビでないと面白さが長続きしない!」と言うことです。
私は2024年3月末で定年退職します。残念ですが,このHPを見ている高校生の皆さんにお目にかかって講義をすることはできません。皆さんにたくさんのことをお伝えしたいのですが,ここでは下記の2つのことをアピールしたいと思います。
① チーム一丸
私はこれまで3つの職場を経験しましたが,広島大学の建築プログラムの先生方ほど,仲の良いチームはありません。「漫才師にとって面白いこと」=「教育機関にとって質の高い講義/教育を提供すること」です。これを継続できることは,仲の良さが保証しています。
② 生活しやすい町・西条
漫才師と同様に,建築の技術者にとって,コミュニケーション能力はとても重要です。広島大学の工学部の良いところは,小さな町の中で学生の生活が完結していることです。大学の近くに学生も教員も住んでいて,町の人たちも広大生には温かく接してくれます。このような町でコミュニケーション能力を高めながら建築を学べることは学生にとって大きなメリットです。
建築に興味のある高校生の皆さん! 安心して広島大学を選んで下さい。
仲の良い教員チームは,笑顔で皆さんを育てたいと強く思っています。