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【学生コラム005】日中合同ワークショップ参加記(M1 田守希花)

9月下旬から11月中旬にかけて、約1か月半にわたり日中合同ワークショップに参加しました。前半の2週間は中国・大連で、後半の1週間は広島大学での活動です。海外の学生と同じテーマに向き合い、建築に対する考え方や文化の違いを肌で感じながら設計を進めることは、私にとって大きな挑戦でした。

 今回の敷地は、大連市の中心部にある歴史ある街区で、これまで大学で扱ってきた課題よりもはるかにスケールが大きく、背景にある文化や暮らしの読み取りにも苦戦しました。それでも、中国の学生と意見をぶつけ合い、「なぜそう考えるのか」を丁寧に共有し合うことで、少しずつお互いの視点が重なっていく感覚がありました。夜遅くまで議論を続け、課題を一緒に行った時間は、今振り返ればかけがえのない思い出です。

 

 

大連民族大学訪問

 

日本での作業中の一コマ

 

日本での中間講評会の様子

 

 

 また、大連での生活も新鮮そのものでした。進んだ都市環境や交通の便利さ、食べ物の安さには驚くばかりで、建築を見ることも食べ歩きも大好きな私にとって、とても楽しい毎日でした。また、東関街や中山地区を歩きながら、大連と日本が歴史的に深く関わってきたことも学びました。広島で育った私は、どちらかというと“被害の歴史”を中心に学ぶことが多かったため、国や立場を越えて異なる歴史を知ることの大切さを強く感じました。建築を学ぶうえで、土地の背景を多角的に理解する姿勢は必ず役に立つのではないかと思います。

 

 

火鍋

 

居酒屋での打ち上げ

 

 

 今回のワークショップでは、文化を越えて協働する難しさと面白さを味わい、視野が一気に広がりました。「建築を通して世界とつながる」という言葉を、ただのスローガンではなく実感として受け取れたことが、最大の収穫だったように思います。

 このような貴重な機会をくださった西名先生をはじめとする広島大学の先生方、大連理工大学・民族大学の先生方、そして挑戦を支えてくれた家族や仲間に心から感謝いたします。

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