私は建築材料学が専門です。その私がここ10数年，無線センサやICタグなどを中心とした無線情報技術の開発に取り組んでいます。 当然，電子情報技術の専門家の手助けが必要であり，数多くの他分野の技術者と共同で様々な取組みを行ってきました。特に， 建築生産がスクラップアンドビルドからストックアンドリノベーションに脱却をはかる昨今，工学系の他分野の技術を取り入れて 建築物の維持管理のための新技術開発を積極的に行うべきと強く思ってきました。私は建築物の長寿命化のために他分野の技術を導入することに取り組んでいます。

The research I am most currently working on is related to “extending lifespan.” The Japanese architectural world is moving away from the scrap-and-build era to stock-and-renovate, reflecting the declining birthrate and aging population. In my laboratory, we are conducting various research on the technologies necessary for this purpose from the perspective of preventive maintenance.