EXPO2025に参加して
2025年に開催された「EXPO2025 大阪・関西万博」に、HUAGの学部・大学院生が参加しました。
本参加は、株式会社大林組、株式会社竹中工務店のご厚意により、HUAGの教育・研究活動へのご支援の一環として実施されました。
多大なるご支援を賜りました両社に、心より感謝申し上げます。
以下に、感想の一部を掲載します。
10か国の多様なパビリオンを見学しました。特に、UAE館のナツメヤシを模した柱は外から見ても存在感があり、内部はござのような香りが漂い、視覚からも嗅覚からも感じられる印象的な空間でした。オランダ館では、水素自動車や自動運転船舶など環境に優しいモビリティが紹介され、交通を研究する私にとって大きな刺激となりました。また、伝統技術「貫接合」を用いた大屋根リングは圧巻で、建築を学ぶ学生として貴重な学びの機会となりました。(博士課程前期2年・前垣灯里)
大屋根リングや各パビリオンの圧倒的なスケール感に強い印象を受けました。また、多様なコンセプトを持つ大規模建築群が一体的に配置されている点に、万博ならではの魅力を感じました。建築を学ぶ立場としては、大勢の来場者を効率的に誘導する空間構成や動線計画、屋内外を繋ぐ設計手法、伝統技術と最新技術を融合させた材料・構法、環境配慮の工夫等を、実存する建築を通じて体感できたことが学びとなりました。(博士課程1年・友定真由)
まず感じたのは「建築の多様さ」と「空間が人に与える影響の大きさ」です。いずれのパビリオンも、中に入り空間を体験するだけでわくわくさせてくれる建築の面白さに溢れていました。大屋根リングは、その圧倒的なスケールから「構造物そのものがシンボルになる」ことを強く感じさせました。屋根の構造や素材、特に接合部を間近で見ることで、大規模建築における構造設計の複雑さ、図面や写真ではわからない迫力など、建築の持つ力強さを感じる貴重な機会となりました。(学部4年・山村向日葵)
見学を通して、建築が文化や価値観を表現する媒体として機能していることを実感しました。パビリオンではそれぞれのテーマを空間化しており、形態や光の操作によって来場者に強い印象を与えていました。特に、アプローチから内部空間へ至る構成や、建築とランドスケープの関係性から、動線計画やスケール操作の重要性を学ぶことができ、建築単体としてだけではなく、建築群として場を捉える視点の必要性を再認識する見学になりました。(学部3年・三井隆聖)
見学を通して、建築が意匠や空間計画により社会の未来像を提示し得ることを実感しました。特に、木質構造や膜構造など多様な工法を実寸で確認でき、動線や滞留を生む計画を学ぶことができました。最先端技術や異文化を知るだけでなく、それらを提供する場において建築が果たす役割を理解できたことが、建築学生として最大の収穫となりました。(学部2年・藤原健太)